足趾の操法とは

★「足趾の操法」は、(社)日本操体指導者協会の登録商標です。

足趾の操法は、数ある操体の引き出しの中で唯一、操者が「他力」で行うものです。
何故なら、趾(あしゆび)は、手や他の関節のように、自由自在に動かせないからです。

「きもちよさをききわけ、味わう」のが操体です。
しかし、初心者や慣れない方は最初から「きもちよさ」を味わうことができないケースが多いのです。

「きもちよく動いて」と指導しても、きもちよく動けない方のほうが多いのが事実です。

そのような場合、この「足趾の操法」はダイレクトにきもちよさを伝えることができます。

足趾の操法には、作法、手順があります。それを守った上で行うと、
美しいフォームで、効率的に、疲れずに長時間行うことができます。
それらのコツも指導いたします。 指導を受けたのと、見よう見まねの大きな差はここに出ます。

会場: TEI-ZAN操体医科学研究所あるいは、操体法東京研究会講習会場

基礎 10回 応用5回 ともに3時間~4時間)

会期 随時募集

受講料 基礎のみ 20万円 応用 10万円(応用は基礎受講後に受講可能)
 

操体法東京研究会定例講習受講生及び修了生、操体法集中講座受講生及び修了生は割引があります。

★再受講の場合は、基本受講料の半額になります。 (自己流になっていないか、あるいはブラッシュアップなど)

対象者:

操体法の一部である『足趾の操法』を学び臨床に活かしたい方、介護関係、
リフレクソロジスト、アロマ関係、整体関係、エステティシャンなど。
ご家族のケアに活かしたい一般の方は、「足趾の操法ベーシック講座」をどうぞ

足趾の操法とは、橋本敬三先生が70歳から数年間、臨床の場で用いていたものです。
温古堂診療所には様々な治療家が勉強に訪れていましたが、その中に足心道の先生がおられました。 

橋本敬三先生は足心道を基本に、「揉む」「落とす」「揺らす」の3つをされていました。
書籍の中で『趾もみ』と書かれていることもあります。

『足趾の操法』は非常にきもちのよいものであり、これだけでも『快適感覚をききわけ、味わう』と
いう臨床を通すことが可能です。

更に、身体運動の法則(からだの使い方、動かし方)を学ぶことによって、
操者自身が機能的で疲労をためたり、からだを壊したりしないような基礎を修得します。

★足趾の操法

  • 快適感覚を患者に味わっていただくことができる。(足趾はきもちよさの宝庫である)
  • リラクゼーション効果にも優れている(副交感神経優位に導く)
  • 足趾はからだの『根っこ』であり、よく診るべきところである
  • 動きの操法をとりにくい被験者や、要介護者、リハビリ目的、小児、
    あるいは何らかの理由で言葉が通じない場合でも『きもちよさ』に導くことが可能である。

講義内容(予定)

操体理論
身体運動の法則(施術者としてのからだの使い方の作法の習得) 
視診・触診
実技(足趾の操法) 指導

★終了後は、(社)日本操体指導者協会主催の「足趾の操法アドバイザー講習」の受講資格を授与します。

主宰: 操体法東京研究会  協力: 一般社団法人日本操体指導者協会

講師:  三浦寛(人体構造運動力学研究所 所長 東京操体フォーラム理事長)

畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所  東京操体フォーラム常任理事)

 

2010年9月、三浦寛先生と東京操体フォーラムの同志と共に、Sotai Forum in Madridで講演いたしました。
勿論我々はスペイン語が話せるわけではなく、通訳を介してのセミナーとなりました。二日目に、この「足趾の操法」のデモンストレーションを行いましたが、言葉の壁を越えてきもちよさがダイレクトに伝わり、大きな反響を呼びました。 

★2010年"Sotai Forum in Madrid"にて。三浦寛先生のデモンストレーション

★畠山のデモンストレーション

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TEI-ZAN操体医科学研究所 

畠山裕美宛

sotai@teizan.com

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西2-22-38-217

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