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2012年足趾の操法®集中講座を受けて

2012年5月3日から6日、足趾の操法®集中講座を開催しました。本来は操体プラクティショナー向けに開催しているものですが、今年は操体法東京研究会受講生の方々の熱心さもあり、当研究会からも数名が参加しました。

足趾の操法®とは

一言で言えば、とてつもなくきもちのよいもの、ということです。
現代人は「快か不快か」をききわけるちから、原始感覚が鈍っていることが多いのですが、これは近年の過酷な環境によるものです。本来持っている「感覚をききわけるちから」が、様々な理由で押し込められており、それが症状疾患の原因になっている場合があります。操体の第二分析ですぐに快適感覚がききわけられればいいのですが、「快」という感覚をききわけるには、「感覚の勉強」が必要です。

この「感覚の勉強」とは、女性の官能が目覚めるのに似ていなくもありません。最初から「最高のきもちよさ」を味わうのではなく、「快適感覚の回路」が学習とともにゆっくり目覚めていくのです。
面白いことに、女性は最初から「足趾はきもちいい」と、きもちよさを味わう方が多いのですが、男性は数回かかることがあります。これは、全身の感覚な鋭敏な女性とはちがうのかもしれません。
いずれにせよ、「快」が一度とおると、症状疾患の改善も早くなりますし、皆本来持っている瑞々しい感覚がよみがえってくるのだと思います(畠山裕美)


足趾の操法集中講座に参加して
猿飛佐助
                                              
 現在の生活には靴を履くことが多くなり、その靴もファッションにより様々な形が店頭に揃っており、用途により購入する我々が選択しています。数多くある靴を選択するのは自由のはずですが、足・足趾の形はひとそれぞれなのに対して、数多く売られている靴の単位は0.5cm単位で、靴の形は種類によって同じ傾向にあり、実際には足・足趾が靴の形に合わせているのが現状なのです。足はからだの中で一番下に位置し、からだの体重を土台として支えています。手のように自由自在に動かせない足だからこそ、足趾の操法は足・足趾の機能を本来ある状態へと戻してくれるはずです。しかもきもちよさは、からだにきもちよさを聞き分ける感覚分析というより、ダイレクトにきもちよさをからだに伝えることができ、快適感覚の効果が表れやすいと思います。

足趾の操法には「ゆらす」「もむ」「おとす」「まわす」がありますが、やろうと思えば誰でもできると思いますが、そこに「快適感覚」が伴うかどうかによりまったく別物になってしまうから不思議です。

今回は、操体法東京研究会定例講習を受講されている受講生も数名も参加し、ベテランから足趾の操法を初めて学ぶ方々まで幅広い参加となり、改めて学ぶことが数多くありました。初めて足趾の操法を学ぶ方に手本を見せ、実際に行って頂くと、手元の部分を真似る傾向がありました。やっている内容が似ていてもからだの安定から足趾の触れかたなど理に適った手順や作法が異なるだけで、受けているからだに感じる感覚が全く異なるのです。これは足趾の操法が、足趾だけで臨床に繋がるか否かになるはずです。ひとつひとつ全てにおいて理に適った手順や作法があり、これによってからだに受ける感覚が異なるわけですから、操体を学ぶということは奥が深く、学び続けることを大切ということを改めて実感しています。ありがとうございました。


Greg Rosen


去年足操法を初めて受けたら、施術をずっと学びたかったです。特に2回目受けた時は、背術中、足から膝までほんわかした気持ち良さがじゅわっと、もぞもぞ流れました。帰り道に電車の中で、その感覚がさらに膝から上半身と頭まで登って、いつもイライラしてしまうごみごみした電車で足が踏まれても、ニコニコで気にしない自分に驚きました。次の日も、そのほんわりとしたぬくもりをまだ感じて、やはりイライラしにくくなっていました。日を追うごとに、感覚が少しずつ消えましたが、思い出そうとしたら、膝辺りと内腿に感覚が新たに沸いてきます。この文章を打ちながらも、感じられるます。その感動した経験があって、集中講座を大変楽しみにしました。先生たちの丁寧な指導で、細かいポイントを指摘して頂き、基本に触れて満喫しました。足操法がかなり繊細でワンマンバンドのように、体のさまざまな部位を同時にそしてリズミカルに動かす必要があり、驚くほど奥が深いです。受けただけで、あるいは見ただけで、留意すべき点について想像がつきませんでしたので、先生たちの具体的な指示に助かりました。原理と動きを身に付けるまで、まだまだ指導と練習が沢山必要ですが、とりあえず練習に使える程度の手技を学ばさせて頂き、講座後何人かの友達に試しました。

気持ち良さそうにすぐ寝た人も居ましたが、松果眼が開けましてビジョンを見れましたと言った人も居ました。素人同士で練習する時も気持ち良いですけど、やはり経験豊富の先生たちの手が違います。自己流にならないように注意をしたいし、この手技を極めて、不思議な気持ち良さを普及できればと思っています。集中講座を可能にした先生たちと参加者にお礼申し上げます。

三日間ご指導ありがとうございました。

進藤 敏晃 

今回の集中講座で習ったことを上手く言語化出来ませんが、率直な感想は「ここまで気配り、心配りが必要なのか!」ということにつきました。接遇という表面的なことではなく、きちんと操法を通そうとするならば、まさにクライアントと真に向かい合わざるを得ないということを感じました。

手の位置、視線の置き方、操者の身体の使い方等、畠山先生がおっしゃるようにマルチタスクが要求され、一朝一夕では身に付きませんが今回の集中講座を活かせるように精進していきます。

また、私が感銘を受けたのは「場の空気」です。真剣で、熱くて、楽しい場。このような場で学べることはセラピストとしてだけではなく、一個人としてありがたいことです。

ありがとうございました
 


2012年5月足趾の操法集中講座を受けて
                                          
瀧澤一寛

 足趾の操法の学びは今回が初めてとなりました。以前、患者として足趾の操法を受ける機会がありましたが、操者の立場で足趾の操法に触れられたことはとても意義深いことだったと思います。
 足趾の操法を臨床テクニックという観点から捉えてしまうと、「どうやって効かせようか。」ということに意識がいってしまい、操法が自分流になり、結果効かないということになりかねません。操法には作法があり、その作法を守ることで軸ができ、重心が安定し、患者の足にコンタクトしている末端までスムーズに作用させることが出来るのです。しかし、実際にやってみるとなかなか出来ないのです。特に「もむ」という手の動きを肘、肩甲骨を使って上体をぶれずに行うには日々の練習が必要だと痛感しました。このように講習の中で「現時点で出来ていないこと。」、「今まで意識していなかったこと。」に気づけたことが次の学びに繋がっていくと思います。「患者のからだを操る前に自分のからだを操れるようになること。」学びを通して課題を得られたことに感謝します。ありがとうございます。


GW「足趾の操法集中講座」を受けて

三浦寛幸

GW4日間の講習に参加することで私自身が臨床で行っている足趾の操法をメンテナンスすることが出来ました。私は3年程前から毎回この講習に参加させて頂いているのですが、参加する度に基礎の大切さと新しい気付きを得られます。
私は臨床を行う時、必ずこの講習で学んだ足趾の操法を通すのですが、無意識のうちに少なからず自己流になってしまいます。何をするにしても月日の経過と共に自分がやっている事はそうなってしまうものですが、その自己流が一級品なら良いが大抵は自分がやりやすいように改良されてしまうものなので、今回の講習を通じてそのアカを洗い流す事が出来たと思います。私のように臨床のプロを目指す人間にとって基礎を固めるという意味でもこの講習から学んだ事は将来の糧となるものだと実感しました。

また、この足趾の操法に限らず操体とは「見るは易し、行うは難し」だと私は思っています。それだけ簡単には身に付くものでないのです。足趾の操法や動診にしても一見、見ている側は簡単そうに行っているように見えてしまうのですが、実際に行ってみるとなかなか自分の思っている通りに出来ないもので、だからこそ基本の作法がとても大事であり、それを分かりやすく学べる講習だと私は思います。足の指を持つにしても触り方から持ち方まで作法があり、それが出来るか出来ないかで患者は臨床のプロかアマかが分かってしまうものなので、この講習ではそういったプロになる為の細かい作法をきっちり指導して頂ける。

そして「現在の操体」を学べる場である事が私にとって大きな財産となりました。橋本敬三先生から三浦先生へと継承され進化し続けている操体を学ぶ事が出来た事は私だけでなく参加者全員の無形の財産になったと思う。一流の指導者から4日間の間にみっちり基礎を教わる事が出来るこの講習は何回参加しても新鮮であり、また一度習った人でもまた新たな気付きを与えてくれる場となっている。
簡単に出来ないからこそ操体はおもしろい。だからこそ一生をかけて学びたいと思えるのだ。そういった操体の奥深さを感じる事が出来た4日間でした。
 


足趾の操法集中講座の感想
M.S

 今回初めて、足趾の操法講座に参加させていただきました。
 まずは、操法を通して、実際に自分のからだで感じることから始まりました。「快」というものは、こういうものなのかと実感する新しい感覚に感動するとともに、からだがとても気持ちいいと感じていることに喜びを覚えました。

 その後、実際に操者側となり、教えていただいたことを練習していくなかで、「般若身経」がいかに大切かを感じました。いのちをいただき、生かされているからだの事を何も知らずに今まで過ごしていた事を痛感しました。しかし今、三浦先生や畠山先生とのご縁をいただき、からだについて学ばせていただける機会に恵まれた事に感謝しております。ありがとうございます。このご縁を大切に、これから一つ一つ学ばせていただきたいと思います。また、本当に細かいところを受講生にわかるように噛み砕き教えていただけることはしあわせなことです。ありがとうございます。

 今回が足趾の操法との出会いです。これからいのちがある間、自分のからだを通して身につけていきたいと思います。
 このようなすばらしい機会をいただけたことに感謝します。ありがとうございます。

 

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